マルノート

相撲中心のブログ桟敷

歪な公傷制度

令和五年三月場所が終わり、春巡業が始まろうとしています。
横綱大関が不在となり、巷では公傷制度の復活についての話題が聞かれるようになりました。

 

ただ、その公傷制度には過去に問題があって廃止になった経緯があり〜みたいな話はWikipediaに任せるとして、巡業の公傷について思うところがあり書きます。

 

ja.wikipedia.org

 

気になったキッカケはこちらのニュース。

www.nikkansports.com

 

春巡業は8名の関取がケガ等で不参加となるようです。
三月場所で幕内優勝した霧馬山もその一人。

 

霧馬山の不参加理由は、広報部長によれば

「できものができたと聞いたが、詳しくは分からない。途中から出場するかもしれない」

とのこと。

かなり不思議な理由説明ですね。できもの(?)といえば、令和四年十一月場所で鼻を真っ赤にしながらトナカイの如き出足で8番勝った大波さんとこの末弟が記憶に新しいところですが、霧馬山はできものに屈して巡業不参加のようです。

 

体が何よりの資本ですから、ケガや不調で巡業の不参加は力士の判断に任せればよいと考えています。ただ、広報部長のこの発信はいただけない。

広報部長であるならば、相撲人気がこれ以上下がらないように気をつけて発信をしていただきたいところです。力士ができもので休場しないでしょう。もっと大きな怪我をおして出場している力士はごまんといます。

となれば、常識的に考えてできもので不参加は嘘でしょう。
「本場所で怪我をしたようだが詳しくはわからない」で良いでしょう。ファンの不安を煽るのはどちらにしても同じでしょうし。

スイーツばっかり作ってないでガチンコ広報部長としての活躍を期待しております。スイーツ親方のエプロン持ってます。